その人らしく生きられるとき
私はこの著者のような医療の人間ではないけれど、
幼児期〜10代の教育に携わる中で、生まれ持った能力には、「性質(私は性癖という言葉を使っている)」が含まれることに興味を持った。
性癖(せいへき)とは…
人間の心理・行動上に現出する癖や偏り、傾向、性格、性向のことである。(性格の癖と言うと分かりやすいかも)
そうすると、その性格の癖をうまく利用すれば、いくらでも能力を開花させることができることが分かり、早生まれだった2人の我が子(英国は9月入学で2人とも8月生まれ)をロンドンでも名の知れた合格するには倍率の高い私立校に7歳入学をさせた(1人あたり3〜4年を費やした)
この経験はそのまま英語講師として、生徒を指導するスキルに変えられるし、特に最近は発達障害などの先天性の脳の特性を持つ子も少なくなく、英語の講師を依頼されたことをキッカケにニューロダイバーシティのゼミに入り「発達障害学習支援サポーター」の資格も取った。のめり込むほど面白さを感じた。
同時にオンラインで沢山の発達障害や精神疾患を患っていらっしゃる方たちとも対話をした。グループの対話では、医療とカウンセリングと当事者のかたちなどを集めて対話をすることもあったし、個人的にお話を聴く、ということも多かった。
私からするとどの人の個性も面白くて興味が尽きなかった。ヘンテコであればあるほどに可愛く見えた。
つづく?
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